広島カープは今日から札幌ドームで北海道日本ハムファイターズとの2連戦。
その初戦は、カープは肩痛から1軍復帰したばかりの
大竹寛投手、ファイターズはケッペル投手の先発で試合開始。
試合経過は
日刊スコアカープは初回、四球とエラーでランナー2人を出すも得点できません。
その裏、今シーズン一軍初登板となる大竹投手は四球、内野安打でランナーを出し、小谷野選手にレフト線へタイムリ2ベースヒット、高橋信二選手にセンター前タイムリーヒットを打たれ3点とられます。
いきなり3失点で、まだ復帰が早過ぎたのではないかと心配でした。
大竹投手は、2回もランナーを出しピンチを招きましたが、落ちついて要所を締め追加点を許しません。
カープは4回、好投のケッペル投手を攻め、天谷選手が四球、栗原選手は2塁打でチャンスを作り、前田智選手のセカンドゴロの間に1点とると、廣瀬、石原選手のタイムリーで同点に追いつきます。3本のヒットを集中し効率よく点を取りました。
大竹投手は徐々に調子を上げ、その後は0点に抑えます。
特に、7回は3本のシングルヒットを集められ満塁の大ピンチを招きますが、最後は二岡選手をライトフライに仕留め無失点で切り抜けました。
肩痛から復帰 今季初登板の
大竹寛投手(画像は沖縄キャンプ 2/8ブルペンより)
大竹投手の頑張りに応えるかのように、カープは8回表に日ハム3番手の武田久投手からフィオ選手がタイムリーヒットを放ち、ついに4-3と勝ち越しに成功。
大竹投手は7回を投げ95球、9安打2四球で失点は初回の3点のみ。本調子ではなかったですが、粘り強く投げ、先発としてきっちり試合を作ったのはさすがでした。
1点リードの8回裏からは継投に入ります。勝ちパターンがどういう順番で誰が投げるのかドキドキしながら待ちました。
その8回裏、大方の予想に反し?岸本投手がマウンドに上がりました。前々回は先発、前回は負けゲームに投げ、今日は僅差の勝ちゲームでの起用でした。
勝ちパターンの方程式はいまだ暗中模索状態??日替わりセットアッパーが続いています。
逃げ切れるのかなあ?と心配でしたが、2アウトまで無事こぎつけました。しかし、2死から陽選手に今季初アーチをレフトスタンドに運ばれたちまち同点に。大竹投手の復帰初勝利がこれで消えました・・・。
同点の9回表、日本ハムは宮西投手が登板。先頭の小窪選手がまずヒットで出ると、東出選手は送りバント失敗も2盗に成功。続く2番・
梵英心選手が前進守備の頭を越えるセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットを放ち、これが決勝打となりました。
9回裏は横山投手が登板。2死から当たっている森本ひちょり選手にフェンス直撃の3塁打を打たれますが 、糸井選手をショートゴロに打ち取りゲームセット。5-4の1点差でフィターズを下しました。
今日はなんと言っても肩痛から復帰した大竹投手の粘り強いピッチングにつきます。岸本投手が今季初勝利となりましたが、できれば大竹投手に勝ち星をつけてあげたかったですね。
大竹投手が帰ってきたことで、マエケン、スタルツ投手と2枚の先発にまたひとつ大きな柱が増え、カープにとって何よりの明るい材料となりました。あとは登板後に肩の痛みが出ないことを祈っています。復帰初戦にしては少し長くなげすぎたかな?思わなくも無いですが、95球なのでぎりぎりセーフってとこでしょうか?
次回も好投して勝ち星がつくといいですね。
今日はセ・リーグではヤクルトスワローズがソフトバンクの杉内投手を打って接戦勝ち、横浜ベイスターズも清水投手の好投で西武ライオンズに勝ちました。私にとっては応援している下位3チームがすべて勝ったので気分がいいです♪
明日は前田健太投手の先発なので落とせませんね。連勝を期待しています。